水力発電への取り組みと今後の課題!

再生可能エネルギーとは?長所と今後の課題について

水力発電への取り組み

水力発電は、猛暑や豪雨などの気象状況に左右されますが、太陽光発電や風力発電に比べれば、安定的な電気の供給が望めます。水力発電のメリットとしてあげられるのは、CO2が排出されないことを含め有害物質を出さずにすみます。

特にダムによる発電では、ダムを作るのにコストはかかりますけど、水の量をコントロールすればいいだけなので、ほかの発電方法よりは扱いが容易です。

ただ、現在あるダム以外にダムを作るということになると、高額な費用が必要になる上にダムを作るために木を伐採したり、山をつぶす必要も出てくるでしょう。環境破壊が問題とされています。

また、新たにダムを作るということになれば、近隣住民の反対運動にあうおそれもあります。

水力発電に必要な水車

水力発電を行うには、水を流すための水車や発電機などが必要になります。

また、水車を活用の最中に泥やゴミなどが詰りますから、定期的にメンテナンスをしなければなりません。このメンテナンス費用もコストとして含まれます。

水車は水が落ちる高低差を利用して、勢いよく流れ込んでくる水の力を受けることで回転させます。

水車の寿命は20年程度ということですが、今後水力発電事業に参入する業者が増えて水車に注目が集まれば、より性能の高い水車の開発につながる可能性があるでしょう。

現在売り出されている水車ですが、日本の水車の大部分は、水力を羽根車に作用させる「フランシス水車」です。

ほかに、フランシス水車の改良版とも言える「プロペラ水車」や「クロスフロー水車」などの種類があります。

水車を利用する河川の大きさによって、このような水車の種類を選ぶことになるでしょう。

水力発電の課題

先ほどダムを作るには多大なコストがかかり、山をつぶす必要があると書きましたが、現在はそれほど大規模なダムではなく、河川や農業用の水路などを利用した小水力発電が考えられています。

小水力発電の規模ですが、10,000kW以下だそうです。太陽光発電や風力発電などと共に利用することで、十分な電力量を得ることができるかもしれません。

長い間原発に頼ってきた日本には、水力発電に用いることのできる河川や農業用の水路などがまだまだありますから、今後開発の余地はあると思います。