風力発電の「余剰買取制度」と「全量買取制度」について

再生可能エネルギーとは?長所と今後の課題について

風力発電の売電価格は、太陽光発電のおよそ2倍!

屋根の上に手軽に設置できる太陽光発電に比べると、風力発電は設置する場所が難しいというデメリットがあります。

しかし、設置する場所さえ確保できれば、風力発電の「FIT制度」における売電価格は、太陽光発電のおよそ2倍です。

太陽光発電の場合は夜間、さらに曇りや雨の日は電力量が期待できませんが、風力発電の場合は“風”さえあれば発電可能です。

また、太陽光発電には広い設置スペースが必要ですが、風力発電ではそれほど面積を必要としません。

あとは、風力発電の性能しだいということになるでしょう。

「余剰買取制度」と「全量買取制度」の違い

太陽光発電の「余剰買取制度」と「全量買取制度」の分かれ目は10kwでしたが、風力発電の場合は「20kw未満」と「20kw以上」に分かれています。

「20kw未満」の方が、「20kw以上」の場合よりも、売電価格が高くなります。

それと、海の上に風車を設置する特殊なケースがあります。海上設置の場合の売電価格は、「20kw未満」と「20kw以上」の中間の価格です。

陸の上に風車を設置するより海上に設置した方が、海風が期待できる上に陸に設置するより障害が少ないというメリットがあります。

ただ、日本海側と太平洋側のどちらに設置するかという問題があり、天候の条件が異なります。海上に設置する場合は、気象状況を確認する必要があるでしょう。

高性能の風力発電の登場!

風力発電の場合、障害となりそうなのは、壊れやすいことと鳥などがぶつかるという問題です。

鳥などがぶつかってくる問題については、周りに囲いを置くことなどで避ける方法がありそうです。鳥の場合は、先に風車があるということを気づかせることができれば、避けて飛んでくれるかもしれません。

風車の性能についても、「FIT制度」の導入などで再生可能エネルギーに期待が高まる中で、開発が進められています。

技術というのは年々進歩していますから、風向きに関係なく発電することが可能で、より丈夫で音の静かな風車が開発されつつあります。

風車を設置する場合の騒音や低周波などの技術的な問題は、数々の工夫を重ねることで、すでに解決のめどが立っているようです。

また、大型の風車は全長が100メートルを超えることも少なくありませんが、海上に設置する場合はそこまで運ぶ必要があり、その方法なども考えなければならないでしょう。

風力発電を導入するにあたってはまだまだ課題もありますが、一つ一つクリアされつつあります。